痛風

痛風とは、血液中の尿酸値が高いことで、関節などの組織に尿酸が結晶となって蓄積し、結晶を白血球が除去しようとして関節内に炎症が起こり、痛みが出ることをいいます。痛風の原因としては、肥満や、飲みすぎなどがあります。また男性に圧倒的に多く起こります。

痛風の症状は突然起こります。ひどい足の関節痛があり、動かなくても痛むことがあります。多く場合、足の親指の付け根が痛みだし、腫れて熱をもちます。尿酸値が8mg/dl以上となると痛風が起こりやすくなるといわれています。健康診断で尿酸値をチェックしておくことが大切です。

痛風は肥満を改善することで、尿酸値が下がり、良くなります。食事で摂取するエネルギーを制限し、運動などで消費するエネルギーを増やすことが大切です。また尿酸値を上げるプリン体という成分の摂取を控えましょう。プリン体が多い食品は、いわし類、内臓類、肉類などがありますが、食べ過ぎないようにしましょう。

痛風では他にも尿を排泄することも大切です。水分を1日2000mL程度の飲むようにしましょう。また同じ水分だからといって、ビールは他のアルコール類と比べても、プリン体を多く含んでいるので注意が必要です。

高脂血症

高脂血症血液中の総コレステロールや中性脂肪が多い状態です。高脂血症では、動脈の内側の壁面にコレステロールなどの成分が付着することによって、動脈硬化を引き起こします。そして、しばらくすると血管内腔が閉塞してしまい、そのために心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。

高脂血症の原因としては、遺伝体質や食生活の乱れ、飲みすぎ、食べすぎ、運動不足などの典型的な不適切な生活習慣にあります。

高脂血症は、通常は自覚症状がありません。そのため健康診断できちんとチェックすることが大切です。高脂血症のまま長期間過ごしていると、動脈硬化が進行し、その結果、胸痛や足の歩行痛、一時的に手足が麻痺するなどの症状が現れます。いずれも動脈硬化の症状が心臓、足、脳に現れたことによるものです。

高脂血症は血清総コレステロールが220mg/dL以上の場合、もしくはLDLコレステロールが140mg/dLの場合、中性脂肪が150mg/dL以上の場合などに診断されます。高脂血症を予防するには、動物性脂肪を減らし、食物繊維を多く含んだ野菜や、大豆、海藻などを積極的に摂るとよいでしょう。また食事の総カロリーを減らし、飲酒量を減らし、定期的に運動をするようにしましょう。

糖尿病

糖尿病はすい臓でつくられるインスリンが不足したり、インスリンの作用が妨げられることによって、血液中のブドウ糖の量が異常に増加する病気です。糖尿病には1型と2型の2種類あります。1型糖尿病はインスリンが作れないタイプの糖尿病で、インスリン注射が必要となります。2型糖尿病はインスリンの分泌がうまくいかないタイプの糖尿病で、ブドウ糖が上手く使われないために血糖値が高くなります。

糖尿病の大部分は2型糖尿病です。主に、遺伝と不適切な生活習慣が原因でなる病気です。食べすぎや飲みすぎ、運動不足などの不適切な生活習慣により、肥満になることが原因となります。食事で摂取した余分なエネルギーは脂肪内に蓄えられます。その状態が長い間続くと、インスリンの働きが低下して、血液中の糖分が過剰な状態になります。 糖尿病は最初は自覚症状がみられません。初期段階では健康診断などでおこなわれる血液診断が有効となります。ただ糖尿病は病気の進行とともに、のどの渇きで水分を多く取るようになり、トイレの回数も増えます。また倦怠感などもでてきます。 糖尿病の検査は主に血液検査でおこなわれます。早朝空腹時の血糖値が126mg/dL以上の場合、または随時血糖値が200mg/dL以上の場合などに糖尿病と診断されます。糖尿病は、視力障害や腎臓障害、神経障害などの合併症を引き起こす非常に恐ろしい病気です。このような事態にならないためにも、日々の生活習慣に気をつけていただきたいと思います。

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